ここでは、専門用語を少なくして分かりやすく説明致します。
DHCPとはIPアドレス自動設定機能です。
そこで一般のパソコンはDHCPという機能を使い自動でIPアドレスを設定します。
・サブネットマスク
・デフォルトゲートウェイ
・DNSサーバー
上記4つの値を自動で設定してくれます。
お互い内部のパソコンが通信するには
・IPアドレス
・サブネットマスク
の2つで通信できますが、
外部との通信やインターネットを使用するには、
上記4つのアドレスが必要になります。
通常は有効になっているので、自動設定され気にせずパソコン通信が使用できます。
とてもありがたい機能です。
しかし、デメリットがあり起動毎に設定値が変更になることがほとんどです。
会社などでパソコンを管理するには、毎回変更になると管理しずらいという現象が出てきます。
そこで
固定IPアドレスを使用するには、IPアドレスの知識が必要になります。
それぞれにメリットとデメリットがありますが、一般的に
大規模ネットワークでは、固定IPアドレスが多くなります。
少し詳しくお話すると、
DHCP自動設定にしておけば、面倒な設定をする必要がなく機器が自動で設定してくれます。
WindowsPCはこのDHCPが標準設定されています。
また、会社等では、パソコンの管理設定や管理操作を行うのにIPアドレスが必要になります。
パソコンの台数が少なければ、IPアドレスを調べれば大丈夫ですが、
パソコンの台数が多く毎回IPアドレスが変更になるような環境では、大量のIPアドレスを調べる必要があり大変なため管理しきれません。
そこで固定IPアドレスにして管理している会社がほとんどです。
IPアドレスが変更にならず一覧表があれば調べる必要がなくなります。
一般の家庭用ルーターはDHCPを想定しているので、デフォルト(規定値)でDHCPになっています。もちろん固定IPアドレス設定に変更することもできます。
混在させて使用することも可能です…
パソコンの台数が多い場合は、IPアドレスの知識があった方が良いでしょう。
ネットワークが便利に使用できます。