PR

WinSxS フォルダーのクリーンアップ Dismコマンド

スポンサーリンク

「C:¥Windows¥WinSxS」 フォルダーのクリーンアップ

コンポーネントストア WinSxS フォルダは、コンポーネント更新 WindowsUpdateなどで使用されます。
※以前のバージョンの古いコンポーネントは、必要に応じてロールバックできるように、一定の期間システムに保持されます。
かなり大きな容量になっていることが多いようです。
古いコンポーネントは、必要ないと思う場合は、削除することができます。

操作方法

コマンドプロンプトを管理者権限で実行します。(管理者として実行必須)

操作例】コマンドプロンプト → 右クリック → その他 → 管理者として実行

1】確認する場合

Dism.exe /Online /Cleanup-Image /AnalyzeComponentStore
コンポーネントストアWinSxSの状態を確認します。

2】削除する場合

Dism.exe /Online /Cleanup-Image /StartComponentCleanup /ResetBase
古いコンポーネントをすべて削除する。

※注意:状況により時間が掛かります。

※コマンドの内容
StartComponentCleanup」:更新済みコンポーネントを除く古いコンポーネントをすべて削除します。
ResetBase」:各コンポーネントに対する古いバージョンをすべて削除します。

参照

以下のコマンドも有効です。

Dism.exe /online /Cleanup-Image /StartComponentCleanup
更新されたコンポーネントの以前バージョン削除

Dism.exe /online /Cleanup-Image /SPSuperseded
サービスパックのバックアップ コンポーネントを削除

DISM詳細 ヘルプより

説明

DISM は、Windows イメージの機能とパッケージを列挙、インストール、アンインストール、構成、および更新します。

/Online: 実行中のオペレーティング システムをターゲットにします。

/Cleanup-Image: イメージに対してクリーンアップおよび回復の操作を実行します。

/StartComponentCleanup: 使用しないコンポーネントをクリーンアップしてコンポーネント ストアのサイズを小さくします。

/ResetBase: 使用しないコンポーネントのベースをリセットして、コンポーネント ストアのサイズをさらに小さくします。

/SPSuperseded: Service Pack のインストール中に作成されたバックアップ ファイルを削除します。


タスク スケジューラで WinSxS のクリーンアップ

タスク スケジューラの「StartComponentCleanup」タスクを実行します。

タスク スケジューラ 「StartComponentCleanup」
  1. タスク スケジューラを起動します。
  2. コンソール ツリーを展開し、下記をたどります。
  3. タスク スケジューラ ライブラリ → Microsoft → Windows → Servicing → StartComponentCleanup に移動します。
  4. [選択した項目] で [実行] をクリックします。

※StartComponentCleanup タスクは、下のコマンドを実行することでコマンド ラインから開始することもできます。

schtasks.exe /Run /TN "\Microsoft\Windows\Servicing\StartComponentCleanup"

※コピーする場合はクォーテーションマーク[ " ][ ' ]が全角にならないように注意してください。半角です。

通常は一定期間の経過後、タスク スケジューラによりこれらの古いコンポーネントは自動的に削除されます。
このタスクスケジューラは時間がかかるため途中で終了(強制終了)することも多いようです。

タイトルとURLをコピーしました