条件に一致する行を集計する
エクセルで集計する際に、選択範囲すべての集計ではなく、特定の行のみ集計を行いたいことがあります。
条件に一致する行を集計するには、「SUMIF」関数を使用します。
=SUMIF(範囲,検索条件,合計範囲)
集計する条件を設定します。
文字列を指定する場合は、「”(ダブルクォーテーション)」で囲みます。
例1】
=SUMIF(B2:B12,"集計行",D2:D12)
検索条件の行は、データの入力規則でリストからの選択にすると簡単に文字列が入力できます。
行対応なので、[範囲]と[合計範囲]のセル範囲を同じ行数にすることをおススメします。
参照
例2】非推奨…
SUBTOTAL関数を使用して、「=SUBTOTAL(9,合計範囲)」
検索条件列にフィルターをかけ、集計セルのみを表示し、限定集計する方法もありますが、毎回フィルターを実行する必要があります。
フィルターを実行します。
集計行のみ選択します。
フィルターが実行され集計行のみ表示されます。
SUBTOTAL関数で表示された集計行のみ合計されます。
フィルターの項目が複数ある場合、自由に選択することが出来るので、用途により使用することができます。