「net use」 コマンド バッチファイル
最近のWindows 10では、ネットワークドライブの「サインイン時に再接続する」に不具合があります。
「サインイン時に再接続する」の設定をしている場合、起動時にネットワークドライブに接続できない場合があり、不具合発生時にはWindowsが非常に不安定になります。
Ver2004 になってからなので、約半年経過していますが、改善の兆しはありません。
現時点で、個人的に使用している回避方法です。
※バッチファイルを作成すれば、ワンクリックです。
「net use ドライブレター: \\IPアドレス\フォルダ /persistent:no」
例】「net use z: \\192.168.1.2\share /persistent:no」
※「persistent:no」でサインイン時再接続をOFFにしています。
記述した(メモ帳など)ファイルの拡張子を「.bat」または「.cmd」に変更すれば、バッチファイルが作成できます。
(1行目に「@echo off」を記述した方が良いと思います)
作成例】
@echo off
net use z: \\192.168.1.2\share /persistent:no
exit
参照
ユーザアカウント・パスワードが必要な場合は、
「net use ドライブレター: \\IPアドレス\フォルダ パスワード /user:ユーザアカウント /persistent:no」
補足
マスターブラウザの不具合もあるので極力ホスト名ではなく固定IPアドレスを使用するようにしています。
注意点
Windows 10 には、ごくごくまれに、net use コマンドが認識されない不具合があります。
Windows 10 のネットワーク機能は、セキュリティー強化が優先され、過去に便利だったものが、次第に不便な機能に変化しているものが最近増加しています…