「空白を無視する」の使用方法 事例と注意点をご紹介
データの入力規則にある「空白を無視する」とは、分かりにくさマックスです。
規定値(チェック有)の使用で、ほぼ気にする必要はないレベルです。
ごくごく稀に必要性があるようです。
※エクセルのバグを補うために作られたような感じがします。
「空白を無視する」のチェックを外す必要がある場合
入力値の種類:リスト
元の値:名前を定義した範囲のリストを使用し、かつ、リストに空白セルが含まれている場合
データの入力規則
規定値の「空白を無視する」チェック有では、無効なデータを停止にしていてもリスト以外の入力が可能になります。
チェックを外すとリスト以外の入力は出来ません。
※名前定義ではなく、通常のセル参照範囲のリスト使用では、チェック有で空白セルが含まれていてもリスト以外の入力は不可になります。
「空白を無視する」のチェックを外した場合の注意点
入力値の種類は問わず
入力データの削除に注意
入力データを BackSpace で文字を消していった場合や Delete で頭から消していった場合など、入力規則に空白が含まれない場合は、無効なデータとなり制限の対象になります。
※セルをアクティブにし、Delete で一気に消した場合はOKとなります。
コメント
この「空白を無視する」のチェックボックスは、分かりにくさがトップレベルですが、あまり気にする必要はなさそうです。 ごく稀なパターンで使用するだけです。
エクセルのバグ修正の一環だと思います。