Windows Update「KB5001649」更新に失敗する
2021年3月19日
Windows 10 Ver.20H2 環境で「WindowsUpdate」の「更新プログラムのチェック」を実行すると、
2021-03 x64 ベース システム用 Windows 10 Version 20H2 の累積更新プログラム (KB5001649)が オプションの更新プログラム に表示されます。
※ OS build 「19042.870」になる予定です。
「ダウンロードしてインストール」を実行すると、
この更新プログラムをインストールできませんでした。もう一度お試しください (0x80070541)。
2021-03 x64 ベース システム用 Windows 10 Version 20H2 の累積更新プログラム(KB5001649)
となり、更新に失敗します。
複数のパソコンで確認しているので、パソコンが原因ではなく更新プログラムに原因があると思われます。
スタンドアロン パッケージをダウンロードすると、正常にインストール完了します。
しばらく、様子を見るか、急ぐ場合はスタンドアロン パッケージでインストールできます。
参照
エラーコード:【0x80070541】
・指定された属性が無効であるか、グループ全体の属性と互換性がありません。
・指定された属性が無効であるか、またはグループ全体の属性と矛盾します。
・指定された属性は無効です
※異なるファイルがダウンロードされている可能性が考えられます。
スタンドアロン パッケージ
マイクロソフトアップデートカタログ
・64ビット Windows 10 20H2
2021-03 x64 ベース システム用 Windows 10 Version 20H2 の累積更新プログラム (KB5001649)
・32ビット Windows 10 20H2
2021-03 x86 ベース システム用 Windows 10 Version 20H2 の累積更新プログラム (KB5001649)
更新
2021年3月22日
しばらく表示されなくなっていましたが、2021/03/22 正常にインストールが完了することを確認しました。
※OSビルド 19042.870 になります。
不具合(ミス)が改善されたようです。
もし、改善されていない(失敗でインストールできない)場合は、
「C:\Windows\SoftwareDistribution\Download」の中にある、ファイル・フォルダを全て削除すると正常にインストールできる可能性があります。
(必要なファイルは再度作成されます)
2021年3月29日
正常完了が確認され、数日が経過していますが、未だにインストールに失敗する方がいると思われます。
失敗の原因は複数考えられますが、不具合のあるファイルを使用していることが原因だと思います。
■解決の方法をいくつか考えてみます。
※企業など、ドメインサーバーでWSUSを使用している場合は、管理者の操作が必要になります。
【レベル1】
「C:\Windows\SoftwareDistribution\Download」の中にあるフォルダ・ファイルを全て削除してみる。
【レベル2】
「設定」→「更新とセキュリティ」→「配信の最適化」 他のPCからダウンロードを許可するを「オフ」にしてみる。
それぞれの操作後は「更新プログラムのチェック」を実行してください。
それでも失敗する場合は、「スタンドアロン パッケージ」をダウンロードしてインストールすることをおススメします。
インストールが正常に完了すると、OSビルドが「19042.870」になります。
・諸事情でダウンロードできない場合
【レベル3】
「Windows Update」のフォルダを手動または、コマンドでリセットしてみる。(自己責任です)