desktop.ini が反映されない場合
プロパティでは設定出来ません。
・デスクトップ
・ドキュメント
・お気に入り その他
上記などのフォルダは、普通にコピーすると日本語表記のままコピーされます。
ただし、特殊なコピー方法やバックアップなどを行うと、日本語ではなく英語の表記でコピーされることがあります。
これが本来のフォルダ名ですが、desktop.ini システムファイルによってフォルダ名やアイコンが変更されています。
通常このシステムファイルは、見ることができません。編集するにはシステムファイルを表示する必要があります。
ところがこの desktop.ini ファイルが規定通りの記述で存在してもフォルダ名やアイコンに反映されない場合があります。
重要
desktop.ini ファイルを有効にするには、フォルダ自体に読み取り専用属性が必要です。
フォルダのプロパティ 属性:「読み取り専用」のチェックボックスをチェックして適用してもフォルダの「読み取り専用属性」を追加セットできません。GUIでは出来ないようです。
(フォルダ内のファイルのみ)という記載があります。
フォルダのプロパティではフォルダ自体の「読み取り専用」設定は出来ないということになります。
フォルダの「読み取り専用属性」は、attrib コマンドでセットする必要があります。CUIでの設定になります。
操作方法はコマンドプロンプトから、attrib コマンドで行います。
設定と確認ができます。
desktop.ini ファイルの設定よりも、フォルダの設定が重要になるようです。
attrib設定↓
desktop.ini ファイル設定は「attrib +a +s +h [ファイルパス\ファイル名]」
desktop.ini ファイルは自動で設定されることもあり、記述以外は結構柔軟性があるように思えます。
ファイルの +r は無くても表示できます。
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参考
attrib ヘルプより
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>attrib /?
ファイル属性を表示または変更します。
ATTRIB [+R | -R] [+A | -A] [+S | -S] [+H | -H] [+O | -O] [+I | -I] [+X | -X] [+P | -P] [+U | -U]
[ドライブ:][パス][ファイル名] [/S [/D]] [/L]
+ 属性を設定します。
- 属性を解除します。
R 読み取り専用ファイル属性。
A アーカイブ ファイル属性。
S システム ファイル属性。
H 隠しファイル属性。
O オフライン属性。
I 非インデックス対象ファイル属性。
X スクラブ ファイルなし属性。
V 整合性属性。
P 固定属性。
U 固定解除属性。
B SMR BLOB 属性。
[ドライブ:][パス][ファイル名]
attrib で処理するファイルを指定します。
/S 現在のフォルダーとすべてのサブフォルダーの一致するファイルを
処理します。
/D フォルダーも処理します。
/L Symbolic Link のターゲットに対する Symbolic Link
の属性で動作します
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ファイル名と記述が正しければ通常のファイルでも反映されました。