かなり前に中国大連でパソコンを買いました。
日本では販売していない「SAMSUNG」のパソコンなどが人気でした。
私が購入したのは、安かったので神舟「Hasee」というメーカーです。
電子機器で急成長した深圳で作っていると思われます。
面白かったので、日本販売以外のパソコンが欲しかったのが本音です。
買ってビックリしたのはOSのWindowsが正規品ではなく、ライセンスなしのいわゆる海賊版でした。
おまけにOfficeプロも入っていてそれも海賊版でした。
通常のソフトと全く変わりはなく使用できるのですが、唯一アップデートは不可能ということでした。
ライセンス認証の部分を変更しているようです。
お店にそのことを確認すると、そんなの関係ない!必要ない!との事。
普通に使えるから大丈夫ということでした。
日本人はライセンスを重要視し常にアップデートを考えますが、
中国では、完全に実用性重視です。
結構プログラムを変更カスタマイズしているみたいでした。
価格は、ほぼOfficeが無料みたいな価格で購入できましたが文化の違いは恐ろしいですね。
イベントログを確認すると、結構操作の痕跡が残っていました。
私には中古のOSのような感覚です。
でも、安く実用的に使用でるのであれば、考え方の違いを考えさせられます。
日本人的に考えるとMicrosoftはいい迷惑でしょう。
パソコンの性能自体は他と変わりなくよく出来ています。
処理速度も同レベルでは、早い方だと思います。
分解すると電池の取り付けなど、粗悪と思われる部分もありましたけど…
一般的に使用する人には関係ない部分です。
パソコンだけでなく携帯電話端末など日本では取り扱いのないSAMSUNG製の多さが気になりました。性能のよいSAMSUNGというイメージになっていました。
現在このパソコンは、日本語正規版OSを入れて使用しています。
個人的に価格などを考えると、中国製に軍配を挙げたいところです。
でも、日本で使用するわけにはいきませんが…