電源ボタンを長押し(4秒以上)しても強制終了ができない
長年パソコンを使用していますが、特殊な事例が2台同時に発生したので状況を記載します。
症状:(毎回ではない)
・電源ONで電源ランプ(充電ランプではない)は点灯するが画面が真っ黒のまま起動しない。
・ハードディスクのアクセスランプは、点灯しない。
・1台は、冷却ファンが動いたままになる。
・電源ボタンを長押し(4秒以上)しても強制終了できない。
・キーボード・マウスなど、全ての操作ができない。
※普通に起動することもある。
対象:
ノートパソコン2台
インストールOS:Windows 10と Windows 7
購入:2台とも約8~9年前
DELLとHasee(中国)
原因:
・マザーボードのBIOSが起動していない可能性が高い。
・マザーボード自体が故障している可能性がある。
・マザーボードCMOSの電池が消耗している可能性がある。(2台とも過去に交換歴あり)
症状が出た場合の対処:
2台ともバッテリーを取り外し放電することで、正常に起動します。
起動すれば普通に動作・使用できます。時計も正常です。
※特殊事情の可能性もあり?
2台とも古いパソコンであり、冬の寒い時期に2台同時に発生したこと等を考慮すると、
バッテリーがあるので、放電出来ずマザーボードのBIOSがフリーズ状態になっている可能性がある。
※数年前の冬に、Acerのノートパソコンで同じような現象を経験しましたが、その時は一時的なもので数日後には正常に使用できました。
今後の対応予定:
・CMOSの電池を交換する。
・BIOSの設定を初期化する。
一般のパソコンは、BIOS(UEFIも同様)が起動しなければ使い物になりません。
電源は入るが、BIOSが起動しない場合があるという致命的な現象だと思いますが、根本的な原因はどこにあるのかが知りたいところです。
2台のパソコンのその後
パソコンが古くBIOSの初期化は行ったが、パソコンを分解する必要があるため電池交換は行わず。
DELLのノートパソコン (Windows 10)
その後、時々起動しない症状がでるが、バッテリー取り外し放電することで起動していた。
(一度起動すれば、電源を切っても、しばらく(2~3時間)は普通に起動できる)
数か月後、バッテリー取り外し放電操作を行っても1回では起動しないことが多く、
3回~5回の放電操作でようやく起動することができたり…、かなり不安定になる。(10回近くトライすることも…)
さらに数か月後、ようやく起動しても操作中に勝手に再起動したり、さらにひどくなる。
症状が現れて約1年後、使い物にならなくなり廃棄しました。
Hasee(中国)のノートパソコン (Windows 7)
同じく放電操作で起動していたが、1回では起動せず、数回の操作でようやく起動するようになり症状がひどくなる。
約半年後、何もせず普通に起動することは、ほぼなくなる。(ここまでは2台とも同じ症状)
ただし、苦労しても起動させれば勝手に再起動することはなく、普通に使用できる。
約1年経過しましたが、数回の放電操作など起動するまでに時間がかかるようになり、これ以上症状が悪化すれば、廃棄する予定。
数か月、全く症状の改善がなく悪化している。
DELLのパソコンの数か月後に同じく廃棄しました。
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