紛らわしい… 2種類の「Microsoft Edge」
パソコンで使用頻度の高いインターネット閲覧ソフト(ブラウザ)が多数あります。
その中でも、Microsoft製のブラウザが複数あり、
以前からあった「Internet Explorer」と後発の「Microsoft Edge」があります。
「Microsoft Edge」は、Windows 10 からMicrosoftのきもいりで新しく追加された標準ブラウザです。
2020年になり、その「Microsoft Edge」が全く別物に更新できるようになっていますが、
なぜか名前はそのままです。
現在は、パソコンにより異なる「Microsoft Edge」があり、結果、2種類存在してる状況です。
ブラウザの名前は同じですが、別物です。
![](https://amksystem.com/wp-content/uploads/2020/09/2Edge.png)
以前からあった、「Internet Explorer」は、開発が終了し実質サポートもほぼ終了していますが、OSに残っています。
(Microsoftは、利用しないことを呼びかけています…)
![](https://amksystem.com/wp-content/uploads/2020/09/Internet-Explorer01.jpg)
Microsoftは、「Internet Explorer」をレガシー・ブラウザ / OSの一部として、残しているようです。
また、自信をもって投入した、古いタイプの「Microsoft Edge」は、明らかに扱いが異なり、
古いタイプの「Microsoft Edge」を残したくない事情がありそうです。
![](https://amksystem.com/wp-content/uploads/2020/09/Microsoft-Edge01.jpg)
表向きではない理由を個人的に考えると、「Microsoft Edge」は不具合が多く修正するには、今後の開発リスクが大きかった可能性が考えられます。
古いタイプの「Microsoft Edge」は、とても不具合の多いブラウザのイメージがあり、
ブラウザ Edge の名前を変えず別物に更新することで、古いブラウザ Edge を消すことができます。
新しくなった「Chromium版 Microsoft Edge」は、「Google Chrome」と同じChromium版となっています。
![](https://amksystem.com/wp-content/uploads/2020/09/Chromium-Edge01.jpg)
Chromium は、オープンソースであり、そのソースコードを使用することで、
「Chromium版 Microsoft Edge」は、「Google Chrome」とほぼ同じブラウザになったと考えられます。
確かに、詳細設定までそっくりです。
「Google Chrome」はとても優秀なブラウザなので、古い Microsoft Edge よりも、
新しい「Chromium版 Microsoft Edge」の方が期待できそうです。
レガシーの「Internet Explorer」は、最近のWEBを閲覧すると、なにかと不具合があるので、
「Chromium版 Microsoft Edge」と「Google Chrome」の使い分けがおススメです。
2020/09 の時点で、新しくWinsows 10 をインストールしても古い「Microsoft Edge」のままなので、新しい「Chromium版 Microsoft Edge」に更新することをおススメいたします。
ブラウザを起動した際に、更新の案内が出る仕様になっています。
注意
※更新すると、ブラウザが入れ替わり、古い「Microsoft Edge」は使用できなくなります。
お気に入りなどは移行できますが、フォルダ構造・設定項目は異なります。
「Chromium版 Microsoft Edge」ダウンロード リンク ↓