サンダーバードは、過度のアーカイブファイルを作成する?
パソコンメールの送受信にMozilla 「Thunderbird」を使用しています。
複数のパソコンで使用していますが、同じ設定で使用しているので、リカバリした場合などプロファイルの移行で全く同じ内容にすることが出来ます。
ところが最近では、同じ送受信にもかかわらず、プロファイルの内容にかなりの差異ができます。
あまり気にしていなかったのですが、Thunderbirdを起動する回数でファイル数にかなりの差異が出来ることが判明しました。
原因を調べると、サンダーバードのプロファイル内にある「datareporting」フォルダ配下「archived」内に多数のファイルが作成されることが分かりました。
多数作成されるファイルは、「JSONLZ4ファイル」となっています。
「datareporting」「archived」 フォルダは必要なのか
通常ファイルの場所
C:\Users\(ユーザー)\AppData\Roaming\Thunderbird\Profiles\〇〇〇.default-release(プロファイル)\datareporting\archived
パソコンによりパスに多少の違いがでる場合があります。
Thunderbird\Profiles\「プロファイル」フォルダ内
「datareporting」フォルダ内
「archived」フォルダ内
「archived」配下に日付フォルダがあります。
この日付フォルダの中に多数の JSONLZ4 ファイルが作成されます。
多いパソコンは、約2,000個のファイルが存在します。(起動頻度が高いパソコン)
検証1
※検証のため「archived」フォルダごと削除しましたが、異常はありませんでした。
削除しても Thunderbird を起動すると、再作成されます。
何のためのファイルなのか、現時点では詳細が不明です…
検証2
■「ツール」⇒「オプション」⇒「プライバシーとセキュリティー」
「Thunderbird が技術的な対話データを Mozilla へ送信することを許可する」のチェックを外してみました。
上記、可能性のある操作を行いましたが、2個のアーカイブ(JSONLZ4)ファイルが作成されます。
(チェックありの4個から、チェックなしで2個に減りました…)
Thunderbird を起動するたびに作成されるようです。(終了のタイミング??)
現在の状況
起動の都度、毎回2~4個のファイルが作成されています。
圧縮ファイルで、内容は暗号化されています。
Mozilla Thunderbird のメンテナンスに使用されている可能性がありますが、
送受信には、不要なファイルだと思われるので、プロファイル移行時や archivedファイル が増加してきたら削除するようにしています。
更新
「archived」 フォルダの動作について
2020年9月に使用していたVer.68系では、「archived」 フォルダ自体がなく、アーカイブファイルが蓄積されることは無いようです。
2020年10月以降に使用しているVer.78系になり、新しく「archived」 フォルダが作成され、アーカイブファイルが蓄積されるようになったと思われます。
最大で2か月分が蓄積されるようです。
3か月以上前のフォルダは、自動で削除されています。
2か月も蓄積する必要があるのか疑問です…
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