「iCloud Drive」 ファイル同期不具合について
複数台のWindowsパソコンとiPhoneとのファイル同期で、不具合と思われる現象があります。
かなり以前から続いている現象です。
「iCloud」には、以前から、iPhoneとWindowsパソコンとの写真同期が突然出来なくなるなどの不具合が頻繁にありました。
「Apple」と「Microsoft」であり仕方がない部分があるのかなと考え、Windowsで「iCloud」が使用出来るだけでもありがたいと思いながら使用していました。最近では写真の同期はトラブルなく順調に動作しています。
その反面、「iCloud Drive」によるファイルの同期は、不具合と思われる現象がかなり以前から続いています。
おそらくこの先、改善されることは無いのかなと考えています。
同期ではなく、iPhoneとの単なるファイル移動であれば問題なく使用できます。
不具合の現象は、
どのような現象かというと、古いファイルが残っていく現象です。結果ファイルが増えていきます。
同じファイル名に枝番が付加されたファイルが増えていきます。
他のパソコンやiPhoneとの整合性が取れなくなります。
毎回ではなく、正常に同期する場合と同期せず古いファイルが残る場合があります。
毎回ではないのが面倒な原因です。
不要と思われるファイル↓(枝番がついているファイル4項目)
枝番について、現在は「ファイル名 2」…となっています。
以前は「ファイル名(2)」…となっていたこともあります。
正常なファイル↓(13個の項目)
おそらく同期する際の判断に問題があるようです。
パソコンを複数台登録している場合や、それぞれのパソコンに電源を入れて同期するタイミングのズレなどで、同期に不具合が出ると思われます。
複数のパソコンとの同期するタイミングで新しく更新したファイルと古いファイルの判別が出来なくなるのかもしれません。
同じようなMicrosoftのサービスである「OneDrive」では、この不具合はありません。
複数台のパソコンを登録していてもファイル同期は整合性を保ったまま正常に行われます。
解決するには、
解決するには、手動で不要なファイルを削除する必要があります。
しかし、ファイルの整合性がなくなり繰り返しの状態になることが多いようです。
または、一度ファイルをすべて削除するかフォルダごと削除し、同期を確認して新しくファイルを登録することにより新しい整合性を作ることをおススメします。
そのまま放置していると、古いファイルが枝番付きで増えていきます。
結論
ファイル同期として使用する場合には、Windowsであれば、「OneDrive」を使用することをおススメします。
「iCloud」はファイル同期には不向きであり、iPhoneとのファイルおよび写真の移動として半手動で使用することをおススメします。
「iCloud」では複数台のパソコンの登録は、おススメしません。